思いつくままを綴る雑記帳

ボーンの仕込み完了

昨日投稿した女の子キャラのボーンの仕込みも完了しました。
というか、使い道もないのになんだかいろいろと作り込んでましたね・・・

まぁ、最近はOblivion関係でBlenderを使うことはあっても
ちゃんとボーンを仕込んだりとかはしてなかったので・・・
=( ・_・;)⇒ アレ? ここどうやるんだっけ? と、確認してたら
あれやこれやと作り込む羽目になったと・・・

で、最後にボーンを入れ込んだ画面がこちら・・・・

SimonneController.jpg

なにげに、おねだりポーズ的な格好をしておりますが・・・・・

(o・。・o)あっ! ちなみに、このキャラの設定的なところを一部だけ・・・

元々は人間だったみたいですが・・・
首、手足を切り落とされて死んだところを、悪魔貴族に助けられて?
吸血鬼として復活したというところです。
現在は、助けた悪魔貴族の召使的な役割を担っているというのが
設定の一部です。

ということで、手首、足首、首のところが分離されています。
正確にはスプラッター的な仕込があった方がいいのでしょうが
例えば、血の垂れた骨が見えているとか・・・・

猫さんはそういう人とあれこれする趣味はないので・・・
まぁ漫画的に切れてますね・・・的な感じでいいのではないかと・・・

書き物の中身では、ご主人が危なくなると
関西弁をがなりたてて、敵を威嚇するという・・・・

ちなみに服は全てクロスシミュレーションを適用するようにしているので
自然な感じに見えると思います。

これをレンダリングすると、こんな感じになります。

SimonneDebue.png

この子の名前はシモンヌさんです。
ファイルの名前がSimonnuとなっていますが・・・Simonneですから・・・。
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夢の中に物語あり Part3

「命狩る者、狩られる者」の続きを書きました。
一部、夢の続きからアレンジを加えています。
タイトルは、「母の願いはゆりかごの中で 」です。






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~ 母の願いはゆりかごの中で ~


風、何故風なのか・・それは私達人間には見えないからである。
でも、何かの意識をその風に見出すことが出来る。

それ故に、まどろみの国から吹く風に人は畏怖の念を抱くのである。
人がまどろみの国から吹く風を恐れるようになった、こんな言い伝えがある。

数百年前に、ある王が別の地より、ここエルム=リトに軍隊を率いて攻め入ってきた時の話である。

元々エルム=リトに人は住んでおらず、別の地から流れ着いた者達や船旅の途中に水や食料を調達するために
海岸線に設けられた中継所の周辺に暮らす人々が集落を築き、それらが集まっていくつかの小国を形成していた。

国とはいっても国王がいるわけでもなく、軍隊が配備されているわけでもなかった。
この地に生息する動物たちは、種類を問わず全て体が大きいのが特徴で、大人しい動物が多かった。
少数ながら獰猛な野獣も存在はしていた。
しかし、海岸線付近で生活をしている限り、そんな野獣に出くわすことはなかった。

そんな地に突然、強大な武力を持つ軍隊を率いた、人間の王が押し入ってきたのである。
海岸線に点在していた小国は蹂躙され、全てその王の軍隊に併合されました。

航海術が発達し、まどろみの国の先に広大な手付かずの領土が確認されていました。
それを手に入れようと、その王は軍隊を率いてまどろみの国を超えようとしていました。

人の手が海岸線から奥には伸びていなかったエルム=リトでは、古より続く深い森が海岸近くまで広がっていたので
いくら強大な軍隊でも木々を切り倒しながら進むのは容易ではありませんでした。

そして軍隊の進行が始まって数日したある日、それは突然起こりました。
周りの空気が突然振動し始めました。
気温はみるみる下がり、息が白くなるほどでした。
まどろみの国の奥から巨大な風がいくつもの渦巻く風を身に纏いながらやってきました。
その風は進行してきた人間の王が率いる軍隊を飲み込んで大地を引き裂きました。

海岸線は一変し、王の軍隊は全滅しました。
それから数百年、絶対的な力を持った王を失った人間達は、その惨劇の地を挟んで領土を巡って、争いを続けていたのです。
そんな言い伝えから、まどろみの国の風にはいくつかの種類があり、子供の風は軍隊を飲み込むが、親の風は国を飲み干すとまで言われているのです。


それでは、前回の話の続きから・・・。

風は、母親の胎内に残された子供の命を繋ぐために母親の遺体を、まどろみの国り森の奥に立っている母の木の傍らに運びました。
母の木はまどろみの国に暮らす者達に再生と恵みをもたらす木でした。
風は息の絶えた母親の遺体を母の木の中に運び入れました。

母の木の中は、まどろみの国の地下から吸い上げられた水で満たされています。
まるで、母親の羊水の中に浮かんでいるようです。

しばらくすると、息の絶えたはずの母親の体が脈打ち始めました。
血の気が引きかけていた母親の体に生気が戻ってはいましたが、母親が生き返ったわけではないようです。

いくら風でもまどろみの国に存在しない人間の、しかも母親の胎内で死に掛けている子供を救う方法は
その子供を宿している母親の体を介してしかなかったのでしょう。

いや、そこには別の意図があるように思えます。
母の木の中で浮かんでいる母親の顔はとても穏やかで、ゆりかごの中で健やかに眠る赤子のようです。
まどろみの国に暮らす者の姿は人間の目には見えないでしょう。
しかし、生まれてきた子供には自分の母親が必要です。
そのためにも、この母の遺体が必要だったのではないでしょうか。

風は子供の命が繋がったことを確認すると、すぐに別の木に向かいました。
その木は、母の木からかなり離れており、まどろみの国の住民もあまり立ち寄らない場所にありました。
それは悔いの木と呼ばれ、まどろみの国に害をなしたものが閉じ込められる木でした。
この木も母の木のように中が、まどろみの国の地下から吸い上げられた水で満たされていました。
風は、最初の一撃で引きちぎった子供の父親の体を投げ入れました。
残された片手には、母親の命を奪った太刀をまだ握り締めていました。
最強の命を狩る者と噂された男の末路を感じます。

しばらくすると、先程の母の木の穏やかな反応とは異なり、こちらは激しく肉片をすり潰すように反応し始めました。
風は、その様子を確かめるようにずっと傍らを離れません。
それから数日、風はそこで見守り続けました。
そして数時間が経過した時、悔いの木の中に薄い膜に包まれた生き物のような物が浮かんでいました。
風は、それを持ち上げ地面に置きました。
すると、その時を待っていたかのように、膜に包まれていた生物は膜を切り裂いて外に飛び出しました。

風は、やれやれと言わんばかりにその様子を見ていました。
その飛び出した生物は、狼のようにも見えますが、肩から筋肉が盛り上がりその先に猛牛のような巨大な角が2本生えています。
また、額には縦に見開いた目のようなものが見えます。
いや、それは目ではないみたいです。
その目のようなものは周りを見渡すように、尻尾から後ろ足の先、背中、額へと移動しています。
まるで別の生き物のようですが、その生物と一体になっているようです。
そして、巨大な角の片方の先に、あの太刀がぶら下がっています。

この生き物はなんでしょうか?
風とは違い人間にもその姿は見えるようです。

風はその生き物に向かって、話しかけました。
「おまえは悔いの木によって、新たな命を得てもその闘争心は変わらないのですね。」
「しかし、今はその闘争心が必要なのかもしれません。」

その狼に似た生き物は自分に語りかけてくる目に見えないものを必死に見つけようと走り回っています。
見つけたら食い殺してやると言わんばかりの形相で探しています。

「何をしているのですか?そんなことをしなくてもおまえには私が見えているはずです。」
「その額の目を通して私を見なさい。」

そう言われたその生き物は、額にあった目をぐるっと体中に動かして言われたように風を探しました。
すると、風の姿が見えたのか、その生き物は突然怯える様に丸まりました。

「新たな命を得ても私に命を引き裂かれた事は覚えていたようですね。」
「おまえの命は私によって引き裂かれ、この世界から消滅するはずでした。」
「しかし、おまえの子を宿した母が、その子の命を繋がんがために、子の父であるお前に自ら最後の一撃を加えました。」
「人の手によって絶たれた命を私は消し去ることが出来ません。」
「それは私が我が子の命を守り、繋いでくれることを信じ、お前に何かを伝えたかったのでしょう。」
「おまえの命は、あの子の母の最期の願いを叶えんがために再生されました。」
「今、おまえの子は母の木で命を繋いでいます。」
「おまえは、ここより旅立ち遠く離れた母の木を目指しなさい。」
「言っておきますが、ここはまどろみの国。おまえがいくら獣でも、容易く辿り付けるとは思わない方がいいですよ。」
「それと、おまえの角の先についている太刀。共に再生されるとは、余程、おまえと運命を共にしたかったのでしょう。」
「行け。その命を賭して、あの人がお前に伝えたかった物を見つけなさい。」

風の言葉を聴き終わると、その生き物は一目散にその場から走り去りました。


~ 母の願いはゆりかごの中で ~ 終わり
PerfectionCat

夢の中に物語あり Part2

昨日もまたある夢を見ました。
最近、よく眠るようになったせいかな・・・・

書き出しは、このぐらいで・・・本文を・・・

タイトルは「命狩る者、狩られる者」にしてみました。

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彼女は逃げていた。
体中に手傷を負いながらも、必死に敵の攻撃をかわしながら逃げていた。
彼女は、この荒れ果てた世界で、人の命を狩る者として育てられ、そのように生きて来た。

命令に背くことは、仲間から即座に狩られることを意味していた。
そして己も、かつて任務を放棄した仲間を、その手で狩ったこともあった。

そんな、彼女が仲間から必死に逃げていた。
そうなる事を承知の上で、彼女が選んだ道とは何か。


数ヶ月前、彼女は任務で敵国に入り込み、狩るべき相手を探していた。
いつもと変わらぬ簡単な任務のはずだった。
ただいつもと違っていたのは、相手が単なる平民であることだけだった。
金持ちや貴族が相手なら、潜入するのが難しいが平民なら警護もいないから楽な任務のつもりで受けたのだが、
今回は何故か勝手が違っていた。

相手の所在が中々掴めないのだ。
いや、元々本当にそんな相手がいるのだろうかと勘繰りたくなるほど、居所が掴めない。
情報を得るために、男と寝、いくつもの隠れていそうな場所を当たった。
そんな中、一人の男と寝床を共にした時、その男に何かを感じた。

なんて悲しい目をしているのか、彼女の心でさえも飲み込みそうなぐらい悲しい目をしていた。

この人も私と同じような境遇に生きているのだろうと、彼女は感じた。
いや、私よりも遥かに重い過去を引きずって生きているのだろうと、彼女は男に抱かれながら男のことを想った。
任務中にしかも、一番無防備な時に相手の過去を考えるなど、考えられない行為だった。

任務のために、相手に身を任せる事に慣れていたとはいえ、いつもならば心を閉じ、ひたすら時の過ぎるのを待ったものだ。
しかし、この時はこの男の精を受けたいとさえ感じていた。

彼女にしてみれば、自分自身を抱きしめているように感じていたのかもしれない。
しかし事を終え、必要な情報を得るといつものように、男を始末していた。

いつもの行為、いつもの任務。
その後も情報収集を重ね、相手の居所を突き止めた時、相手は既に殺されていた。
別の大国で大きな戦が何年も続いていたが、その国で別の狩る者に殺されたらしい。
相手も同じ、命を狩る者だった様だ。

任務を終え、長に報告をした後いつもならば、任務で男と寝た時には子を孕まぬ様に身を清めるのが通例であった。
しかし、今回はあの時のあの目を思い出し、身を清めなかった。
この荒れ果てた世界に、悲しい目をした者などいくらでもいる。
でもあの目だけは、彼女の心から離れることはなかった。
あんな目をした男、しかも女の手で一瞬にして狩られるような男の精など、なんともないと思ったのかもしれない。

それから数ヶ月後、こうして彼女は仲間の手から逃げ続けていた。
彼女には目指していた場所があった。

数ある大国が攻め込まぬ場所、太古より人間の侵入を拒み続けている場所。
「まどろみの国」である。

国と呼べるのかはわからない。
誰が統べているのかすら語られていない場所。
大国をも飲み込むほどの広大な領土。
そこには太古より延々と育まれ続けてきた命達がいるという。
その者達が国を育み、守ってきたのだという。

彼女はかつて、その地の近くまで敵に追い込まれ、命を落としそうになったことがあった。
切り立った崖の上に追い込まれ、後は身を投じるしかないと思われるほど追い込まれていた。
その時、背後から一陣の疾風が襲った。

疾風が過ぎ去った後には、敵の死体だけが転がっていた。
彼女は生き残ることが出来た安堵感とそれまでの極度の緊張が途切れたことによって、その場で気を失った。

彼女は頬を流れる涼しい風に起こされた。
周りを見渡すと、敵の死体が転がっていた。
やはり、あの時の疾風に助けられたのだと彼女は思った。

陽の昇る暖かさを感じ、陽の昇る方に目を凝らすと「まどろみの国」が背後に広がっていた。
あの時の得体の知れない風は、大挙して来る人間を排除するために「まどろみの国」を守る何かが起こしたものだったのだろうか。

彼女はその身に、その者に対する恐怖を感じながらも、自分の命を助けてくれたことに感謝した。
そして、朝日に染まった「まどろみの国」の美しさに見入っていた。

自分の命を守ってくれたもの、命を永らえさせてくれたものに対する尊敬と敬愛を感じながら、彼女は何時間もその場で眺めていた。


そんな記憶に導かれる様に、あの場所へ、あの国へ彼女は必死に逃げていた。
もしかしたら、また助けてくれるかもしれない。
この命を救ってくれるかもしれないという想いで、彼女は必死に逃げ続けていた。


彼女には、二重に追っ手がかけられていた。
国に背いた為、自国の追っ手に追われ、彼女の力量を知るものによって別の命を狩る者も送られていた。

かなりの手傷を負いながらも追っ手を振り切ってきたが、最後にかなりの強敵が待っていた。
大国が喉から手が出るほど欲しがるほどの相手。
誰もその姿を見たものがいない、見たものは全て殺されてきたから誰も彼のことを知らない。
そんな敵が、今、私を狙っている。

この敵を倒さなければ、自分に明日は来ない。
もう少しで、あの時の場所だというのに、目の前には誰もが恐れる敵が立ちふさがっている。

彼女は命を繋ぐ為に、その敵に挑む覚悟を決めた。
命を狩る者同士の戦い、殴り合いの喧嘩とはわけが違う。
相手を落としいれ、隙を狙って致命傷を与える。

身を隠し、相手の居所を探りあいながら戦う。
しかし、彼女は何故か相手の挙動におかしな点があることに気づいていた。

ずっと相手の攻撃が何故か急所を外れるのである。
噂で聞いていた話では、一度も急所を外したことがないはずであった。

そのおかげで、何度か彼女は命拾いをしていた。
敵もその事が腑に落ちないといった感じである。

そんな攻防を続けながらも彼女はあの場所に近づいていた。
後何度か攻撃を凌げば、あの場所に辿り着けるだろう。

恐らく相手も「まどろみの国」が近いことに気づいているはずである。
名の知れた狩る者ならば、近寄らない場所である。

ここで仕留めなければ、逃がしてしまうことは承知のはずである。
そんな時、最後に仕掛けるのはやはり肉弾戦であろう。
命を狩る者が人前に姿を晒して戦うのである。
まさに最後の手段である。

その時は突然に来た。
しかも、目を疑うような形で訪れた。

あの誰もが恐れる命を狩る者が、素顔をさらけ出して笑顔で立っている。
笑顔そのものは、こちらに動きを読ませないためのカモフラージュであろう。

しかし、彼女はその事よりも彼の顔を見て愕然とした。
彼女の脳裏を離れることのなかったあの目。
自分が一瞬で命を絶ったはずの相手が目の前にいた。

彼女は彼との距離を縮めながら、自らも顔を晒した。
その時、常人では気づかぬ程度ではあるが彼の顔が僅かに変化した。

彼女 「私のことを覚えているようですね。」
彼 「ふふ、覚えていますよ。私の命を奪った人ですから。」

彼女 「奪ったつもりでした。あなたの顔を見る時までは、そう信じていました。」
彼 「それは光栄だなぁ。貴方ほどの人を騙せていたとは。」

彼女 「しかし、戦いの腕は噂ほどではないようですね。」
彼 「ああ、その事ですか。その事なら、私の方こそ貴方に尋ねたいと思っていた。」
彼 「しかし、貴方を目の前にしてその理由がわかりました。」
彼 「貴方、身篭っていますね。」
彼女 「どうして、それが。」
彼 「私には、命が見えるんです。」
彼 「例え、暗闇の中でもね。」
彼 「先程から、攻撃が外れるのはその体に宿している命の分、見える範囲が異なっていたのでしょう。」
彼 「産まれる前から親思いのいいお子さんだ。」

彼女 「貴方の背後には、まどろみの国が広がっています。」
彼女 「ここで、見逃してはくれませんか。」

彼 「貴方も理解しているはずだ。素顔を晒したわけを。」
彼女 「貴方だと分かったから、私も素顔を晒しました。」
彼女 「貴方が、この子の父親だから。」

彼 「あははははは。そんな話が信じられますか。」
彼 「殺した相手の子をそのまま身篭るなんて考えられない。」
彼 「ましてや、我々は命を狩る者。任務の後の始末をしないはずがない。」
彼 「しかもあの時、貴方には躊躇いの感情など微塵もなかったはず。」

彼 「まぁ、いい。これで終わりにしましょう。私もこの場所からは早く立ち去りたいですから。」
彼女 「やはり、分かってもらえないのですか。」
彼女 「貴方は、私が狩ります。この子の命を繋ぐために。」

彼 「原因が分かった以上。私が外すことはもうない。」


決着は一瞬だった。
彼の言うことに間違いはなかった。
彼の攻撃は彼女の急所を確実に貫いていた。

その時、「まどろみの国」の方から、あの風がまた吹いた。

彼 「うっ。なんだ.....、これ...は。」
彼の体は半分無くなっていた。

彼女 「あ...ありが...とう。助け...て...くれ...て。」
彼女 「こ....この..子を.....お..願い。」
そう言うと、彼女は彼の心臓に最後の一太刀を突き刺して、息絶えた。

彼は彼女の一太刀で絶命していた。

では、彼女の最後の一言は誰に向けられていたのだろう。








その時、また「まどろみの国」から一陣の突風が吹いた。

その風が去った後には、彼の無残な死骸だけが転がっていた。

風は彼女に告げた。

「あなたの最後の願いを聞き入れよう。」
「あなたは死ぬ間際に、私の目を見ていましたね。」
「命尽きるその間際に、笑顔で貴方は私に乞い願いました。」
「この命を守って、繋いでくださいと。」
「それは私の願いです。」
「その想いを身に宿した貴方の子の子孫は、いずれこの国に住む者と人間達とを繋ぐ架け橋となるでしょう。」
「貴方の肉体は滅びましたが、私たちの国で母の木として私たちと共にその子の成長を見守りなさい。」

そう言うと、風はまどろみの国中に吹き渡りました。
まるで、新たな命の誕生を歓迎するかのように。

これは、まどろみの国に最初の人間を誕生させた母の逸話である。

その子孫は、いずれかの時代にこの世界を統べる王になるであろう。
母の木が見守り続ける限り、その国は栄え続ける。


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以上です。
最後の所を風としていますが、夢の中では光り輝くある生き物のような姿をしていました。
形容し難いので文章では風としてあります。

夢の中に物語あり

タイトルの話に入る前に少しだけ寄り道の話を・・・

猫さんが個人的にやっているお子様種族の作業中のMODを
4SHaredから持って行った人がいるようで・・・
あのぉ・・配布用ではないです・・・
個人的なバックアップファイルなので・・・知らんよ・・

まぁ、中身を見て自分で実装するのなら使ってもいいけどね・・
くれぐれも配布したりしないように・・・クレジットの確認もしてない
個人使用のものなので・・・問題起こさないでね・・・

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以上が寄り道の話・・・

ここからがタイトルの話です。

猫さんは時々ストーリーのある夢を見ます。
大抵、夢にはストーリーあるんじゃね?
みたいな突っ込みは、なしで・・

ここで言うストーリーとは、シナリオっぽいって意味のことです。
要するにゲームのネタみたいな夢を時々見ます。

起きた時に覚えていて、なんとなく気に入ったものは時間のあるときに
テキストに書き起こしたりしています。

先日も、その類の夢を見ました。

どんな内容かというと・・・

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

神殿の像に賊が押し入ったようだな。
「ふふ、大丈夫だよ。仕掛けをしておいたから。」
と、陛下は将軍に言った。

神殿の像に押し入った賊は、魔法の牢獄に閉じ込められ
巨大な神殿の像の眼前に吊るされていた。

陛下は、押し入った賊を懲らしめるために像に向かっていた。

その時、魔法の牢獄が何者かによって解放され、閉じ込められていた賊が落下していくのが見えた。

「誰が・・なぜ・・・」

と、陛下はつぶやきながら現場に走りよった。

運良く賊の大半は神殿の像を取り巻く湖に落下して警備兵たちによって囚われていた。
押し入った賊たちの隊長と思われる女盗賊が運悪く地面に落下し、今にも死にそうになっていた。

そこに陛下は足を止め、その女盗賊の命を助けようとリストアヘルスを唱えたが
魔法は発動しなかった。
「この者の命を繋ぎ止める事は出来ないのか・・・」
リストアヘルスは命を与える魔法ではない。
魔法とは本来与えるものではなく、そこにあるものを増加させたり減少させたりして
具象化するものである。

灯すべき命の尽きたものを助ける術等どこにもないのだ・・・

しかし、陛下は自信に与えられた王家に伝わるスペルリストを必死に辿る。

「なぜ・・・王家に仇なす者にさえ手を差し伸べるのだろう、このお方は・・・。」
将軍は頭の片隅でそう思っていた。

「陛下、この者の天命は尽きています。いくら陛下のマジカが強力でも助ける術は御座いません。」
付き添っていた神殿統括警備隊長が告げた。

「いや・・・私にはこの国に生を受けたものを守護する義務がある。」
「例えそれが私に仇なす者でも・・・」
「私が不遜に仕掛けた魔法によって、尽きる必要のない命が尽きようとしているのだ。」

「しかし、陛下・・・陛下は単に神殿に押し入った賊を捕らえんとしただけ」
警備隊長が告げる。

必死にスペルリストを辿る陛下の目にふと・・・あるスペルが目に入った。

禁忌のスペル・・・今や誰も存在を知らぬスペル・・・
陛下自身もスペルの意味を知らない・・・
しかし、魂が訴えてくる・・・このスペルだ・・・
これしか、この者に・・・尽きた命を注ぎ込めるスペルはないと・・・

躊躇することなく陛下は、誰も聞いたことのないスペルを唱えた。

それは派手なものでもなく、周りに特段の変化も起こさなかった・・・。

しかし、その波動を驚愕の想いで感じ取るものが、陛下のすぐ傍にいた。
これまで、幾度となくこの国に脅威を及ぼしてきた影の暗殺集団を操る男・・・
陛下とも何度となく対峙し、苦難に陥れてきた男。

闇に君臨する魔道宰相 ナシュ=アズルである。

「ふう・・・これでこの者は助かるよ・・・手当てをしてやってくれ。」
と、陛下は御つきの者に申された。
「しかし、陛下・・・この者の天命は既に・・・」
「えっ・・・さっきまで天命は・・・尽きていたのに・・・どうしたことか」

「大丈夫・・・最初のスペルが効いていたのだろう・・・」
そう・・禁忌のスペルを唱えたことさえ、周りには気づかれてはいなかった。
ただ一人を除いては・・・。

ナシュ=アズルが陛下の眼前に進み出る。
「陛下・・・」
「えっ・・・あなたは誰ですか?」
「私たちが戦いの場以外で対峙するのは初めてで御座いますからお分かりにはなりますまい。」
「戦いの場?」
「はい、陛下。私はナシュ=アズルで御座います。」
陛下の周りに付き添っていた警備隊長、将軍が一斉に陛下を囲むように身構える。

「これはこれは・・・失礼致しました。私に悪意は御座いません、陛下。」
陛下は、私の肩に手を置き・・・
「将軍、彼の言うとおりだよ・・・彼に悪意は感じられない。」
「いや、全ての敵対心がないようだ・・・まるで、子羊のように」
「しかし、陛下・・・この者はナシュ=アズルなのですぞ。」

ナシュ=アズルは、将軍達の警戒心を感じ取り陛下の眼前から少し下がり膝をつき忠義の志を魅せた。
「ほら、将軍・・・彼の姿を見たまえ」

「ナシュ=アズル・・・君は私の知るナシュ=アズルなのかな・・・」
「はい、陛下。私はナシュ=アズルで御座います。」
「陛下と、この国に仇なし。陛下と幾度となく対峙してきたナシュ=アズルで御座います。」

「そのナシュ=アズルが何故、私の前で膝をついているのだ」
「私はこれまであなたを凌駕できると思っていました。」
「事実、これまで幾度となくあなたを窮地に追いやり、止めを刺す寸前にまで追い詰めたこともありました。」
「そこにいる将軍に虚を付かれなければでしたが・・・」
「ふっ、そうだったね・・・あの時は私も死を覚悟したよ。」
「陛下・・・そんな事を。」
「いや、事実だよ・・・将軍」

「しかし、先程私の部下に施したあれは・・・・」
「えっ・・・」
「私が凌駕できると感じていた事が大きな間違いであると、気づかせるには十分でした。」
将軍が不思議な顔をする。
「陛下、何かされたのですか?私にはリストアが僅かな時間差で効いたとしか思えませんでしたが・・」
「ふふ・・・その通りだよ、将軍。」

「陛下・・・これをお受け取りください。」
「これは?」
「私のマジカの根源を成すもので御座います。」
「これを私に?これを差し出せば、君は普通の人間と同じだよ?」
「はい・・私はあなたへ忠誠を尽くす覚悟を決めました。その証としてお受け取りください」
おおぉぉぉぉぉ・・・と、周りがざわめく。
「何があなたを突然変えたのかは問いません。」
「これはあなたが持つべき物。神殿統括警備隊長!」
「はは、陛下。ここに居ります。」
「ナシュ=アズルをこれより神殿守護官とする。」
「二人でこの国を強固なものにするため手を尽くしてくれ。」

「はは、陛下の仰せのままに・・・」

それから、しばらくして・・・
ナシュ=アズルと陛下は神殿の中庭で静かな時間を共有していた際に・・

「陛下、あの時のことを覚えておいでですか?」
「あの時?」
「はい、陛下のお唱えになったあのスペルで御座います。」
「あぁ、君には気づかれていたようだね」
「はい、あの場でお聞きすることではないと思い、これまでお聞きせずに参りました。」
「あのスペルは私にも何なのかはわからないんだよ」
「は?」
「ふふっ、君が不思議がるのも無理もない」
「私にもわからないんだ。ただ、あの時、魂の奥底で感じたんだ。これを今唱えるのだと」
「だから、あのスペルがなにで、どんな効果があって、どんな代償を必要としているのかさえ知らない。」
「ふぅ・・・あなたというお方は。」
「私が感じた、あの感じ・・・このお方には到底及ばないという感じは、このことだったのですね。」
「陛下、これは確かなことでは御座いませんが・・・。それは禁忌のスペル。」
「ロストワードではないかと思います。」
「ロストワード?聞いたこともないな」
「はい、陛下がご存じないのも無理は御座いません。」
「私も詳しくはわかりません。ただ、この世界を創造した神のみが使われたロストワード・・」
「そのように闇の創造主に使えた者達に古より伝承されております」
「この世界に存在する魔法は、そこに存在するものに関与し増加、減少して作用を引き起こすものです。」
「しかし、ロストワードこそはこの世界に存在しないもさえもこの世界に導くものであると伝承されております。」
「それゆえに、神はこの世界を創造できたのだと言われております。」

「はは、光あれ!ってやつかい?子供の頃に爺やに聞かされたな」
「陛下・・ご冗談を・・・」
「あ、ごめんよ」
「それは確かに御伽噺で御座います。事実はもっと血生臭い話がございましょう。」
「しかし、その根源にはロストワードがあったものと思います。」
「あれから何度かあのスペルを思い出そうとしたけど・・だめだったよ」
「私のスペルリストのどこにも残ってないんだ・・・」
「それは陛下・・・ロストワードが普通のスペルではないからです」
「私たちの使う魔法は古から続く連綿たる伝承によって伝えられてきております。」
「ですから、ある程度の練達によって習得することも可能」
「しかし、ロストワードは恐らく系譜の中にのみ存在するのではないかと・・・」
「系譜?」
「はい、神の系譜で御座います。」
「神の末裔に訪れし、苦難を打ち払うべき時にのみ、神の代行者たる王者に使わされる一遍の詩・・」
「それがロストワードではないかと・・・」
「そこには規則性も・・・限界も・・・恐らくは存在しないのでは」

「ルシル=カトレアンヌ!」
「は!守護官様」
「あっ、君はあの時の・・・」
「はい、陛下・・・・あの時、陛下の御力により天命を得たものです。」
「そうか、元気になったんだね」
「はい、陛下の御蔭で御座います。」
「陛下、この者を陛下のお傍にお置きください。」
「えっ、どうしてだい?」
「この者には全てを話して御座います。」
「陛下、この者は恐らくこの世界で唯一ロストワードをその身に受けたもので御座います。」
「陛下とこの者の身に何らかの縁が繋がれた恐れが御座います。」
「えっ・・・」
「この者はかつて私が特別に鍛錬した者・・・必ずや陛下を守護するはず・・」
「私がロストワードの伝承を紐解き、陛下の使われたスペルの影響を解き明かすまでお傍にお置きくださいますよう・・」

「・・・、わかったよ・・ナシュ・・・」
「ルシル・・よろしくね」
「は!陛下」

後に、お互いに輪廻転生を繰り返す相手との最初の出会いであった。
そう、陛下があの時に唱えたロストワード・・・それはお互いの輪廻を繋ぎ
生を共有するもの・・・リング・ジェネレーションだったのである。

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

と、こんな感じに書き起こしてあります。

名前とか、細かい設定とかは勿論、夢の中には出てきません。
書き起こしている最中に話を整理したりして纏めてます。

なんとなく話の内容が西洋っぽくない?と、思ったので
OBlivionのMODで導入イメージを作成してみようかな?
と、ふと思いつき・・・ちまちまと作ってはいます。
( ̄-  ̄ ) ンー これがまたメンドクサイ・・・
たぶん、途中でお蔵入りになると思われる。
(≧m≦)ぷっ!
登場人物10人は製作して、途中のステージまでは作ったんだけどね。
猫さんの根気が続けば・・・いずれクエストMODとして登場するかも
しれません。